医学部予備校のデメリット
費用が高額!
医学部予備校のデメリットは、他の教育機関や一般の予備校と比べると、授業料が高額なところです。
医学部に特化していて合格に対する情報とノウハウを持っているので、費用が高額になっています。
各予備校ではこの費用負担を減らせるように様々な特典や奨学・特待制度を導入しているところがあります。
実施している学校は限られますが、医学部予備校を選ぶ際は、このような制度を検討してみてはいかがでしょうか。
時間や場所など学習環境に制約あり
医学部予備校では、医学部受験生に限られるため、全国に進出していない場合が多く、地元に校舎がない現役生などは入学できません。
浪人生が地方から出てきて入学したとしても、学費以外に寮費や生活費がかかるので経済的負担が大きくなってしまいます。
また、カリキュラムがしっかり組まれているので、自分のペースで学習したい人や時間の取れない社会人の方には窮屈に感じるかもしれません。
このような方には通信制度があります。
通信制度は学習効果が出にくいと思われがちですが、毎年合格者も出ていますし、自分のペースでできる方や社会人で日々の時間が限られている方などには有効な制度です。
予備校では、インターネットを使ったサービスを行い、パソコンなどを介したテレビ電話などで、日々の学習状況や質疑応答ができます。
パソコンが苦手な方でも設定フォローをしてくれるところがあるので、安心して受講することができます。
講師の数が少ない
医学部予備校では、比較的規模の小さい予備校が多く、大手の予備校に比べて講師の数が少ないです。
もちろん、講師は医学部専門の授業を行うベテランであり、実力や経験は申し分なく、大手より質が落ちる心配はないです。
そして、医学部へ向けて勉強するうえで、先生は1年間一緒にやっていく存在であり、質問や悩み相談などいろいろ関わり合いが出てきます。
なので、自分の相性に合う講師は非常に大切ですが、規模が小さい予備校だと出会える確率は下がってしまいます。
そのためにも、予備校を選ぶ際は、講師の質や相性を確かめるため、前もって体験授業を受けるなどして自分に合っているか確かめるのも大切です。