日本医科大学医学部医学科の概要
日本医科大学医学部医学科は、1876年に長谷川泰により創設された済生学舎を前身としており、創立130年を超える日本最古の医科大学です。
長い歴史と多くの功績があり、慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学と並び御三家と称される名門私立大学医学部です。
基礎医学と臨床医学の一体を唱え、第一線で活躍できる医師を養成することを目的とした教育方針を行っています。
グローバル化に対応できる医療人育成を目的とした環境作りに力を入れており、世界各国の医療機関や大学との協定を促進し、学生の派遣・受け入れや教員間の指導を活発に行っています。
また、私立大学医学部の中では研究医育成にも積極的に力を入れており、私立医科大学として初めて大学院が重点化され、多彩な教師陣を揃えるとともに、一新された大学院棟や大学病院で進める研究や診療を体感することができます。
また、附属病院も充実しており、貴重な知識や技術を修得し、経験することが可能です。
医学科でのカリキュラム
日本医科大学医学部医学科では、1年次に自然科学をはじめ、外国語や人文社会学などを習い、また特別教育として、医学入門や医学実地演習などを通じて医療人としての基礎を学びます。
2年次では、基礎医学と社会医学の学習が始まり、3年次の基礎配属では研究室で基礎研究の活動に専念し、研究者としての考え方や理論的思考を養います。
3年後半から4年次にかけては、臨床医学各分野を器官系統別に学習し、4年次からは少人数で討論を行い、コミュニケーション技能を身につけます。
5年次から始まる臨床実習では、3~4名の小グループに分かれて、実際に患者の診療にあたります。
6年次では選択実習が医学科の総仕上げとして行われ、学外の提携病院や海外の大学または医療施設での実習コースがあります。
多くの学生が、ハワイ大学やジョージワシントン大学で実習を行っています。
入試情報~平成26年度2次試験出願状況~
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
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114 | 2232 | 1943 | 114 |