医学部予備校の選び方

医学部予備校を選ぶポイント

医学部予備校を選ぶ際に重要となるのは、1.成績向上が見込めるカリキュラムであるか、2.共感できる指導方針があるか、3.学生管理がちゃんとできているか、4.設備が充実していて常に利用できるか、5.受講料は高いかなどです。

一人ひとり集中して学習できる環境は違うし、結果や成績が上がる状況も違うので、自分にあった学校を選ぶ必要があります。

医学部予備校を選ぶ際は、ネットだけの情報だけではなく、実際に学校に行ってみたり、体験入学に行ってみたりして、生の授業や環境を確かめてください。

国公立大学か私立大学か?

国公立大学の医学部は、授業料が6年間で約360万円と安く、また、2次試験とは別にセンター試験対策が必要となってくるので、私立大学の医学部よりも難易度が上がります。

ほとんどの学生は、センター試験で9割以上の得点比率を取って来るので、限られた時間の中でミスのできない強い精神力も必要となってきます。

国公立大学医学部の合格者は、大手予備校の方が多いですが、これはセンター試験が必須なので、他学部と同じ対策が必要となるし、その点では実績と経験のある大手予備校の方が優位となります。

医学部予備校も国公立大学合格者を輩出している学校もあるので、少人数クラスを希望者や自己管理が苦手な人にはおすすめです。

一方、私立大学の医学部は、国公立大学の医学部よりは難易度は落ちるといわれていますが、慶應義塾大学、東京慈恵会医科大、日本医科大の御三家を含む上位の医学部は、地方国公立大学の医学部より難易度は高くなっています。

私立大学医学部を目指すには、医学部予備校がおすすめで、私立大学に特化している学校が多く、豊富な情報量と徹底した分析によって高い合格実績を毎年輩出しているからです。

授業形態は、集団、少数、個別、どれがいい?

大手予備校では、大教室での集団授業が多く、たくさんの学生が在籍しており、模試やテストなどを受けることにより、自分とライバルたちとの学力を比較することが可能です。

多くの生徒が在籍していて莫大なデータがあるので、自分の立ち位置がわかり合格への筋道や合否判定が可能となっています。

また、大手予備校では医学部予備校よりも格段に授業料が安くなっている点も特徴となっています。

医学部予備校では、少人数指導を採用している学校が多く、一人ひとりに親身なサポート体制が魅力で、また、生徒管理が徹底されているので、自己管理が苦手な人には打って付けです。

大教室で行われるような一方通行の授業ではなく、講師と生徒とのキャッチボール形式で授業が進められるので、集中力を切らすことなく授業を受けられます。

医学部予備校の中には、個別指導で行う学校もあり、一人ひとりの苦手分野を洗い出してから対策を教えていき、無駄のないカリキュラム組んで効率良い学習を指導してくれます。

個別指導では、マンツーマンで指導してくれるので、集中力を切らさず学習することができ、一人ひとりオリジナルの授業を提供してくれるので、自分の苦手分野がわからない人や学習計画が立てられない人におすすめです。

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