東京大学理科三類の概要
東京大学理科三類は、言わずと知れた日本の最高学府であり、理科三類はその中でも最も難関な学部となっています。
今から150年前に創立された長い歴史を持つ医学部は、日本で2番目に古い医学校が起源となっており、創立以来、日本の医学・医療の中心として多くの偉大な卒業生を輩出しています。
医学科の目的は医師養成で、医師の中でも研究医の育成に力を入れており、基礎医学、社会医学、臨床医学のそれぞれの分野で、新しい発見を世界に情報発信できることを目指しています。
特に、基礎医学の分野は国際競争が激しい分野ですが東大医学部の基礎医学は世界トップレベルにあると言われています。
医学科では、1・2年目は教養学部に所属し、一般教養科目を幅広く履修することになります。
3年目から医学科の授業が本格的に始まり、解剖学をはじめとした基礎医学や衛生学などに社会医学を中心に学びます。
4年目からは基礎医学が一通り終わって、臨床医学の講義・実習が始まり、5・6年目は授業や実習を附属病院で実施し、臨床現場でのスキルを身につけます。
学力勝負!
東京大学理科三類は、面接試験も課されず、純粋に学力勝負となっており、再受験生にはとても寛容だと言われています。
あまり年齢差別等の心配をする必要のない大学ですが、非常に高度な学力が要求されるので入学するのはかなり困難を極めます。
また、東京大学理科三類に合格する力があれば、年齢差別等を気にせずとも、他の大学の医学部には入学できるでしょう。
というわけで、総合すると非常に難易度が高く、合格するのにリスクがあるため再受験生にはあまり向かないと言えます。
入試情報~平成26年度2次試験出願状況~
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
100 | 509 | 392 | 100 |