九州大学医学部医学科の概要
九州大学医学部医学科は、国公立大学の中でも難易度が高く、九州を拠点に多くの研究業績や優秀な医師を輩出している西日本を代表する医学部です。
その歴史は古く、1903年に設立された京都帝国大学福岡医科大学を起源に持ち、創設以来100年以上の伝統のある名門大学です。
附属病院は全国でも最大規模を誇っており、多くの高度先進医療の開発に携わっているので、最先端の高度の臨床体験を積むことができます。
また、医学教育の面でも、医療系統合教育センターと連携し、カリキュラムを常に見直しながら時代に即した医学教育を提供しています。
臨床だけではなく、研究医養成にも力を入れており、修士課程や専門職学位過程を含めて8専攻があり、充実した大学院教育を提供しています。
また、「MD-PhDコース」があり、早期に本格的な基礎医学を研究したい学生は、4年次終了時に休学し、医学系学府専攻博士課程に「飛び級」することができます。
医学科でのカリキュラム
九州大学医学部医学科では、6年一貫教育体制を採用しており、低学年の時点から臨床の講義を開始している点が特徴です。
1年次では、他学部の学生と一緒に教養科目を履修すると同時に、医学入門では病院や介護施設などにおける体験実習を通じて医療人としての基礎を形成し、その後医学の基礎である生物学および人体構造を学習します。
2年次は、生理学や生化学、解剖学などを学習すると同時に疾病基礎医学の講義と実習が始まります。
3年次から4年次は、臨床医療の知識を学び、4年後期から始まる基礎的な臨床技能を修得する実習や社会学に備えます。
5,6年次は、本格的に臨床実習がスタートし、大学病院にて1~4週間のペースで各臨床診療科に配属されます。
6年次には、選択制の臨床実習や研究室配属があり、選択した学内外の診療科や海外の病院で実戦的な実習を体験することができたり、与えられたテーマに沿った研究に専念することができたりします。
入試情報~平成26年度2次試験出願状況~
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
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111 | 372 | 352 | 111 |