順天堂大学医学部医学科の概要
順天堂大学医学部医学科は、日本最古の西洋医学塾と言われた和田塾を1838年(天保9年)に創設したのが始まりとされ、長い歴史と伝統を誇っています。
建学以来、常に先進的な学生教育の改革を教職員・専門医師・学生が一体になって取り組み、日本の医学界に多くの優秀な医療人を輩出してきました。
近年では、学費の値下げとともに人気があがり、御三家に匹敵するぐらいの難易度を誇る医学科となっています。
また、大学側の学習に関するフォローがきめ細かく、退学や留年をする学生が非常に少ない中で、医師国家試験においては常に高い合格率を維持しています。
入学当初よりTOFELなど実践英語に力を入れ、4年次後半からは海外での臨床研修の門戸も開き国際社会で活躍する医師を養成しています。
医学科でのカリキュラム
順天堂大学医学部医学科では、1年次は、千葉県さくらキャンパスのある寮で共同生活を送るのが伝統となっています。
一般教養科目を受けて幅広い知識と教養を身につけるとともに、病院見学、看護実習、施設実習など早期体験実習を通じて医療人としての基礎を形成します。
2年次、3年次からは基礎医学を中心に学習すると同時に、2年次では解剖実習、3年次では5~6名の小グループを作り5週間の集中基礎ゼミナールを受けて最先端の医療研究を体験します。
4年次には臨床医学の授業と臨床実習を通して、医師としての基本的な知能や技能、心構えを学び、後期からは第一期臨床実習として診察技術の実習を行います。
5年次には附属病院にて、3~4名の小グループでベッドサイドラーニングと呼ばれる臨床実習を40週間行います。
6年次には6週間ずつの必須コースと選択コースがあり、必須コースでは重要疾患の症例中心の講義を行い、選択コースでは、およそ100からなるコースから学習を行います。
入試情報~平成26年度2次試験出願状況~
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
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57 | 2171 | 2103 | 126 |