東京慈恵会医科大学医学部医学科

キャンパス

国領キャンパス:1年次
西新橋キャンパス:2~6年次

住所

東京都港区西新橋3丁目25番地8号

偏差値

69.3

東京慈恵会医科大学医学部医学科の概要

東京慈恵会医科大学は、高木兼寛によって1881年(明治14年)創立された成医会講習所が始まりで、1921年に東京慈恵会医科大学となりました。

歴史と伝統を持ち、かつ難易度が非常に高いため、慶應義塾大学、日本医科大学と並び御三家と称される名門の難関私立大学医学部です。

人間性に富んだ医療人の育成に力を入れており、教師や講師の方々との距離が近く、コミュニケーション能力をしっかり習得できる環境となっています。

以前は教師陣が独自に教育、試験、評価を行っており、閉鎖性が高く問題がありましたが、他大学に先駆けて統合カリキュラムを採用し、教育者と評価組織を分けることよって、大学側が6年一貫のカリキュラム全体を管理しています。

これにより、教育者が学生にどれだけの成果を与えられたかを評価することが可能となり、教育者の質向上にもつながっています。

医学科でのカリキュラム

東京慈恵会医科大学では、「病気を診ずして病人を診よ」という建学の精神に基づいた人間性豊かな医師になるために、6年間を通したカリキュラムが編成されています。

1年次~6年次まで学ぶ医学総論では、医に関する諸問題などについて考え、医学・医療が人文・社会科学などを含んだ実践的総合科学であることを学びます。

1年次は、主に総合教育や自然科学の統合カリキュラムである生命基礎学を学び、2年次には基礎医学を中心に学習します。

3年次は、臨床基礎医学と社会学を学ぶほか、研究室に配属され教員の指導の下、研究活動を行い研究者としてのスキルを修得します。

4年次からは、臨床医学が始まり、機能・臓器別の統合講義や病理学各論実習、臨床推論トレーニングとしてのチュートリアルを統合したカリキュラムが組まれています。

5年次に、臨床実習が始まり、病棟の診療チームの一員として指導医の管理の下、患者さんの診療に参加します。

6年次には、選択実習が始まり、学生が15週間自身のカリキュラムを設計し、それを実践していきます。

附属病院の診療部、学外病院、外国の大学・病院での臨床実習、さらに学生によっては国内外の基礎医学研究施設での基礎研究や社会医学的フィールド研究も行うことができます。

入試情報~平成26年度2次試験出願状況~

募集定員 志願者数 受験者数 合格者数
110 2574 2368 307
       

一般入試教科

外国語 数学 理科 面接 合計
100 100 200(2科目) 400
       

最高率・最低率・平均率

最高率 最低率 平均率
非公開 58.3% 非公開
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